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綾は俺の隣に座り、大きな胸を左腕にくっ付けて微笑みながら聞いてくる。
「どう?拓君、何か分かりそう?」
「うぅ~ん、ちょっと、洗い出すか」(柔らかい大きなお山が気持ちいい)
「うん、うん♪」
小説のプロットノートを一枚破き、書き出した。
「まず、共通点。同じ会社、井田商事。被害者は男性。部署は違うものの二人ともデスクワーク。遺体が井田商事のオフィスビル内で発見。GW中で出社している社員が少ない」
「それで?」
「異なる点。部署が違う。役職も違う。犯行日時も違う。凶器と殺害方法が違う。普段の生活習慣が違う」
「うん、うん♪」
「不明点。部署が違うけど二人はお互いに顔見知り又は知り合いか?田中の方の凶器わ?二人とも多量の出血があるので殺害現場わ?何故、同時期に殺害されたのか?」
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