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そんな状況の時、マスターが言う。
「拓磨君、外堀は埋められた。綾ちゃんと幸せにな!あっ、そうそう、綾ちゃんって、今まで全てのお見合いと告白、プロポーズを断っていたんだよ。しかも警察にファンクラブもあったっけかな?」
「えっ、えぇ~!?」
綾が正気を戻って言う。
「小笠原さん、それは良い男性が居なかったからよ!今は拓君がいるぅ~♪」
俺は話を変えた。
「綾、例の事件わ?」
「あっ、それそれ、拓君の推理通り、共犯者は女性だった。内定を餌に肉体関係をさせられて、しかも、ビデオ盗撮、何回も脅され、強要されてたわ!最低な男よ!
後、共犯者になったからって、また、主犯に体を強要され、山崎の時は胸にさらしを巻いて主犯を殺して自殺する予定だったらしい。私達が踏み込んだ時、カミソリで自殺する寸前だったわ!」
「あぁ~悲惨だ!早く立ち直って欲しいなぁ」
「拓君、そんな事あったから麻美ちゃんに相談して拓君にアタックしたのよ♪」
「あはは」
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