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俺は北山さんと一緒に占いの個室に入る。個室には北山さんの占いに頼ってきた若い女性がいた。
北山さんとその女性の自己紹介が始まった。
「拓磨君、この方の手助けをお願いします」
「えっ、占いでなくて?あっ、俺は蒼月拓磨って言います」
「私は『小山 有紀』と言います。マーヤさんに恋人の利久の行方を占って貰いました」
「拓磨君、それでね、占った結果が最悪だったの!」
北山さんの話しだと、小山有紀さんの恋人、山崎利久さんが井田商事の出社から行方不明で北山さんに占いで行方不明を占ったら、既に亡くなっているらしい。
しかも殺害されて、遺体はエレベーターにあるらしい。犯人は男性で黒いレインコートらしい。
俺は聞いたら北山さんが応える。
「警察には?」
「まだよ、警察に占いでって言っても動いてくれないでしょ」
「あぁ~そうですね。で、俺に何をすれば?」
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