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二時間後、マスターの息子の健二さんがモーツァルトに来店してきた。
「オヤジ!本当にエレベーターに殺害遺体が有ったぞ!驚いた!!」
「バカもん!!ここは喫茶だ!場所を考えろ!」
「あっ、ワルイ、ちょっと興奮した!」
「お前もまだまだだな!お前は警視庁刑事課一係課長だろ!冷静さを失ったら駄目だろう!」
「面目ない」
「健二、警察庁からは誰が来る?」
「オヤジの部下だった『神崎 綾』警視正。俺、あの人苦手なんだよな!美人だけどツンツンしてて!」
「綾ちゃんか、なら、早期解決するな!」
「オヤジ位だよ、神崎警視正をそう呼ぶのは。みんな怖がってて」
「んっ?そこの蒼月君は綾ちゃんから、綾と呼ばされてるぞ!」
「あっ、名探偵蒼月さんは神崎警視正のお気に入りだからだろ?」
「今回の件は蒼月君も絡むからな!」
「これは楽、出来そうだ!」
「バカタレが!だから、綾ちゃんが苦労するんだ!蒼月君、健二をコキ使ってくれ!」
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