第9章 非常事態

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「デビッド・ボウイでもかけよう」 人目を避けるためか。 ジュークボックスにコインを入れて 古いロックを流すと。 「ほら、行くぞ」 「ちょっと、可偉人ってば……!」 「シー」 可偉人はその傍らで 不安げに佇む僕の手を引いて。 店内のだいぶ奥にある レストルームへといざなって行った。
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