第八章 旅立ち

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翌日の朝、陽が昇ってしばらくした頃にデッキに出ると風がビュンビュン吹いていた。 船体に波しぶきにあたり砕け散る白波を飽きもせず、ぼーっと眺めた。 デッキから海面まで結構な高さがある。 ここから飛び込むと、どうなるのだろう?船体に巻き込まれるだろうか?それとも船体に巻き込まれずに流されて行くだろうか?
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