第1夜 髪の毛
14/15
読書設定
目次
前へ
/
41ページ
次へ
「ウガッ」 その髪の毛は、俺の首に巻き付き、口の中に侵入してくる。大量の髪の毛が喉の中に入り、気道を塞ぐ。 「あぐっ、えぐっ」 空気を吸いたい。苦しい。 苦しすぎて目から涙が出てきた。 どうやら、髪の毛は気道だけじゃなく眼球の方にも達していたらしい。眼球にも髪の毛が巻き付いてくる。 「ヒィ、ヒィ」 グチュ、ビチャ 眼球が潰れた激痛。肺にまで到達した髪の毛。意識が、薄れていく。
/
41ページ
最初のコメントを投稿しよう!
5人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
10(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!