第2夜 悪魔の子

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影沼。私が通う女子高の教師の1人。 その風貌は太ったハゲ親父。生徒達は一斉に嫌悪感むき出しで影沼を見ていた。 「ふぅ、ふぅ。さぁ、授業をはじめるよ。今日は小テストだからしっかりね。点数が悪いと成績に響くよ。」 職員室からこの教室に来ただけだろう。 それだけであいつは大量の汗をかき、息を切らしていた。 「うわ、最悪。全然勉強してないよ」 隣の席のヒナちゃんは、困惑した顔で私の方を見ていた。 「大丈夫だよ。ヒナちゃん。私の回答見れば何とかなるから。」 そう言うと、ヒナちゃんは顔の前に両手を合わせて「ごめんね、助かります」と一言。 その仕草が可愛らしくて、私の喉はゴクリと音を鳴らす。 オイシソウなヒナちゃん。。 食べたいな。。
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