♯ 1 マイノリティ学園

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   そんな担任の先生は、最初に教室に向かう時にこんな事を言っていた。 「江戸さんは、この時期に転向してきたから期末テストは免除ね。二学期からは、テストも頑張ってね」 「それで、いいんですか?」 「だって、向こうの学校と授業の進行状況が違うでしょ。進んでればいいけど、遅れてたらテストの結果は悲惨な事になるんじゃない?」 「あぁ、そうかも……」  御前 静 先生。  二十代だと思うんだけど、すごく美人でスタイルがいい。クラスの女子が雑誌モデルなら、先生はスーパーモデルって感じ。女の私が見ても、その大迫力の胸は羨ましくなっちゃうくらいの巨乳。  だからって肉付きがいい訳じゃないし、ウエストのくびれ具合は見事だと思った。  もしも私が男子なら、あの胸のせいで授業に集中が出来なくなりそう。だけどクラスの男子は、そこまで先生の胸に執着してない感じ。 「一学期で、慣れちゃったのかな」
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