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おじいさん達は、知っていたみたいだけれど。
僕も聞かないし、余計なことはおじいさん達も普段は話さない。
それに、相変わらずみのりちゃんはまだ僕にくっついているし、――恭平には白衣の彼女が定着したようだ。
「ハル君のお陰やな!」
「――」
梨花さんはそう笑顔を僕に向けて、「ハル君がいたから犯人捕まえれたやん」と、背中に平手を打ち付けてきた。
「痛い」
「そんな強く叩いてへんし」
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