第2話 クラスメートはシンクロ使い

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無事、合格することのできた2人はクラス分けの掲示板を確認していた。 鋼「あ、あった。D組だな」 守「あ、僕もD組だ。嫌だなぁ、同じクラス」 鋼「おいおい、何でだよ?」 守「だって双子で同じクラスとか、絶対に目立つし何か言われるじゃん」 鋼「別に良いじゃん」 守「鋼はそういうの気にしないから良いけどさあ……」 鋼「言ってもしょうがないだろ。ほれ、行くぞ」 守「はぁ…分かったよ」 その後、教室に入り、指定された席に着いた。 鋼「ここって案外普通の学校だよな」 守「まぁカリキュラムが違うだけで、なるべく普通の学校と同じようにしてるらしいからね」 鋼「へぇ、そうなのか」 教職員「はい、それでは生徒は廊下に並んで講堂に集まって下さい。入学式を始めますよ」 鋼「お、そんじゃ行くか」 そして、入学式はつつがなく進行し、鋼達はクラスに戻ってきた。 鋼「担任どんな人かな」 守「さぁ、来たら分かるじゃん」 鋼「そういうことを言ってるんじゃ無くてさ」 守「ほら、来たよ」 担任教師「はーい、このクラスの担任になった『香月(カヅキ)』よ。まぁ1年間よろしく」 赤髪で眼鏡をかけたTHE女教師、というような見た目の教師は、その真面目そうな見た目に反してダルそうな声で自己紹介をした。
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