第1章 『犬も歩けば棒に当たる』

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  サブローをヨロヨロと歩く。   …道脇の雑草、落ちている空き缶、よその飼い犬に吠えられたりする。  サブローは、いろんな事に関わろとする。  忙しい散歩だ。  雑草が鼻の穴に入りくしゃみしたり、空き缶を噛もうとして諦めたり、よその犬に近づこうとして吠えられる…。  『犬も歩けば…』というやつだ。  そんなサブローを後ろから見ているだけ楽しい。
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