第17章 襲撃

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サヤの言葉を先程までの喧騒が嘘のように大人しく聞いていた。 しかし、当然ながらそれに納得いかない者はいるもので、大人しく従う気の無い生徒からは様々な声が上がっている。 「後ろで文句言ってる奴らは無視して下さい。東條先輩ですよね?一つ質問いいですか?」 「いいよ。私にわかる範囲で良ければ。」 「外にいる未確認対象についてなんですけど、数とか強さはわかってるんですか?自分達が集まっても全く歯が立たないと思っていますか?」 「残念だけど君達が束になっても相手にはならないよ。対象の強さはSランク程度の何かしらのドラゴンが一体。」 「ドラっ…」 まだ姿も見ていない侵入者の正体を聞かされた生徒らは青ざめた顔で言葉に詰まった。 サヤの事を知っている生徒達はその情報は正しい内容であると理解したのだろう。しかし、サヤの事を知らない生徒達からは依然として不服そうな表情で口々に文句を言っていた。
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