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朝食を終え僕達部屋に戻り
「ニャンコ先生、何故白猫を連れて下に来たんだ?大人しく待っててくれって言ったじゃないか…」
「コヤツが立派な用心棒の弟子になりたいと申すので…弟子の面倒を見るのも師匠の勤めと思い朝食を振舞ったのだ」
「朝食を振舞ったのは塔子さんじゃないか…」
「固いことを申すな!塔子にもきちんと鳴いて挨拶も済ませたではないか」
「そっか…じゃーその白猫はニャンコ先生のガールフレンドとしてこの先暮らすんだね」
「馬鹿を申すでない!ワシはもっとグラマラスなボンキュッボ~ンとした…」
「はいはい!」
「夏目め適当に交わしおって…」
「師匠…私は面食いなので師匠のガールフレンドにはなれません」
あっ…またシレッと失礼な…
今度ばかりはきちんと聞こえていたらしく
「なっ!ドイツもコイツも!そもそもお前は何の用があって来たのだ!お前がグズグズしとるからワシまで夏目に怒られるんだ!早く申さねばお前如きヒト飲みにしてくれる!」
ニャンコ先生は理由の分からぬ言葉を撒き散らしプリプリと怒っている 。
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