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「だから私は教師になって、子供たちを良い方向に導きたいの!」
今は裕美が熱弁を奮っている。
直輝、俺、なつきは、静かに裕美の話を聞いていた。
裕美は将来、小学校の教師になりたいらしい。
なつきは介護関係、直輝はまだ何も決めてないらしい。
「勇馬は何になりたいんだっけ」
つい今の今まで熱く語っていた裕美が俺に話を振ってきた。
「俺?俺は、そうだな…まだ未定」
なんとなくやりたいことはあるけど、仕事にするとなると、まだ決められない。
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