01

5/18
185人が本棚に入れています
本棚に追加
/1447ページ
声を掛けられた事に振り向き男子達はヒューヒューと言いながら彼女をおちょくっていた。 自分がおちょくられている事に気付き、彼女は...右手の中指を立てて眉間(ミケン)にシワを寄せた。 そう。彼女はおちょくる男子達に"死ね"と表したのだ。 その男子達は陽気(ヨウキ)だったためツンデレみたいな扱いにされた。 こんなクダラナイ事を俺はそれを傍観者(ボウカンシャ)として見ていただけだ。 その日をおきに、彼女も俺もその校舎の裏には行かなくていい事になった。 携帯のバイブが鳴る。 ...スタイリストからだった。
/1447ページ

最初のコメントを投稿しよう!