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次の日も同じような事があった。 先生達に呼ばれ説得され断固拒否し、次は生徒指導の先生に呼ばれ説得された。断ったが、お願いされた。 断った。なのにまた彼女と出会った。 彼女はまた泣いていた。 靴箱で啜(スス)り泣きをしながら自分の靴に手を伸(ノ)ばしていた。 キュッ!というシューズの音がし、彼女は俺に気付き急いで顔を隠しシューズから靴に履(ハ)き替(カ)えようとする。 「...七之さん!!」 行っちゃう。そんな事が頭が横切りまた、止めてしまった。 「待って!七之さん! 七之さんっ!! 七...っ、七之!!」 逃げるから、無視するから、立ち止まってくれないから、止まらないから、待ってくれないから、俺は大きな声を出してまで呼び止めた。
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