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しかし、今日は言いたいことを言うと決めたのだから、自分の思いを口にしないと政則には伝わらない。と決心し、馬乗りになられながらも、
「私だって男友達欲しいし、学科は男だらけなのだから、ちょっとぐらいいいでしょ。私は政則の考えわからない。政則、そん事で怒るなんて、ましてや、殴るなんてどうかしてる。」
思いを言ったらスッキリした。
その瞬間、また、拳が私の顔へ当たった。
ズシッッ。
「イターッ。なにすんのよ!」
涙を流しながら頬を抑える私。
それをみて、政則は
「ごめん。ごめん。ごめん。つい、焦って。杏奈が俺以外の男と話すことで、俺を好きじゃなくなるんじゃないかと思って、怖くて。ごめん。許して。許して。」
と泣きながら謝ってきた。
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