†チガイ†

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†チガイ†

貴方となら  ずっと一緒にいられると   思っていたのに 何故 こうなったのだろう 少しずつ少しずつ      ずれていく心  いつしか孤独になっていた いつからだろう  君を信じなくなったのは   僕にも分からない “やり直そう”  と言っても   だめだろうなと思った “どうして言ってくれないの”  私は心の中で悲鳴をあげた 本当は怖かったのかもしれない もう貴方のことなんて信じない 心は容赦なく擦れ違っていく 自分達が   気付けば    良かったのかもしれない こうなる前に でも もう遅い 自分達の心は  もう離れてしまったのだから だから 後戻りは出来なかった
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