一章 「妖怪家族と封印の子」

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学校に着き、入学式に着いた。 「みんな、おはよう」 「ねぇねぇ、知ってる?三階のトイレの扉を三回叩いて"花子さん"って呼ぶとそこにいるらしいよ」と男の子が言う。 「ダメだよ。トイレにはトイレで過ごしているのだっているんだよ?」と彼に言う。 私はその時、そう言った。何も恐れなどなかった。 私は休み時間にトイレに行った。何となく気まぐれに三階のトイレに行って小便をした。 「ふふ。童子っちや貞子さん、元気にしとるけんか?」と女の子の声が聞こえる。 後ろを見ると端っこの所だけ扉が閉まってた。 「あの。ここ、男子トイレ何ですけど?」 「君は私を変態扱いする気けんか?それとも私がトイレをしてるとでも思うけんか?何にせよ、聞いて驚くがいいけんか!!私の名前は有名なアイドル、花子さんけんか!!人間の体など死んでも興味無いけんか」 何だ、この人は? そういえば童子が花子先輩とか言ってたが。 「さて、そろそろドア開けてもらっても……」 分かったぞ。これは関わっちゃいけない人だ。 「おい、童子が後輩だからってスルーなんて許さんからなけんか!!」と扉を大きく開くと同時に白い服を着た女の子が出ていた。 「あなたが花子さん?」と私は聞く。可愛らしかった。 「そうだけんか。童子よりも胸はあるぞ?貧乳だけどなけんか。ちなみに私がここにいるのはこの学校にいるある人を守る為にいるけんか。いわゆる護衛隊だけんか!!どーんけんか!! 」とその女の子は言う。 自分でどーんと効果音を付ける人がいるんだ、と子どもである私は心の中で突っ込む。 「あの……」 「何やけんか?」 「授業が始まるんですけど」 「行きなさいけんか」 私は彼女の許可を取り、教室に戻る。 そのまま学校が終わった。昼に終わったのであるが。 私はそのまま家に帰った。 花子さんのことを童子に伝えようと思った。
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