‐雪が降る‐
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白い絨毯の道を、僕と君と歩き出す。 まだ小さかった頃、君の手を引いて歩いたこの道。 今は、たった一人で歩き出す。 さっきまであったはずの手の温もりは、忽然と姿を消した。 あぁ、僕は一体何をしているのだろう。 一人、あるか、ないかも分からない何かを探して、 今日も雪の降る町を一人でに歩く。
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