4人が本棚に入れています
本棚に追加
君の声が聞こえた気がして振り替える。
だけど、あるのは僕の歩いてきた道。
それにしても、色のないモノクロの世界だな。
その中にいる、僕もモノクロだ。
色付く事のない、春の来ないこの町からは色のない僕は出られない。
僕は一人色付けないで、他の皆は色付いて、この町から出て行ってしまった。
だから、この色のない町に居るのは、
僕一人と、透明になった君だけ。
最初のコメントを投稿しよう!