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そこで私はふと、思い出した。
ティアと言う神様が泣いていた事を…。
「……ですか?」
ティア「えっ…?」
「私を呼んだのは…同情からですか?」
まただ。
また、聞いてから後悔した。
ティア「違います!いえ…少しはありますが…でもっ!」
ティアさんの言葉を遮って、ラドスさんが私に言った。
ラドス「…のぉ、黎よ。わしらは確かにお主に同情している。それは変わらんことじゃ。…じゃがな、同時にお主を、黎を助けたいとも思っている。どうか最後まで聞いてはくれんかのぉ?」
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