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一週間後。
商店街のイベントに参加する為の部署会が一室で行われていた。
集合場所で小春を待っていると、
お待たせ と小春が現れた。
昨日までとは打って変わって
清楚な長髪はアシメウルフに、
レースと白を基調にしていた服装は、
パンクファッションへと変わった小春がそこにはいた。
「…どうかな?」
恥ずかしそうに俺に尋ねた。
「…似合ってるよ、とっても。」
それを聞くと小春は輝かしいばかりの笑顔になった。
白磁のような彼女の白肌と、
か細く小さな身体に纏うパンクな服。
それはまるで人形のようだった。
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