10人が本棚に入れています
本棚に追加
そんな彼女を俺は抱き寄せた。
「可愛いなお前。
俺もさ、初めてお前が学校で着ぐるみを脱いだ姿を見た時、
なんていうかその。
不思議な気持ちになったんだ。
汗まみれで真っ赤な顔の小春が愛おしく感じたんだ。
あの日のことは今でもよく思い出す。
そして、最近毎日お前のこと考えてる。
清楚な服もパンクな服も本当よく似合ってたよ。
小春、俺も好きだよ。」
そう言うと小春は、俺の胸に埋まって泣いた。
どうしたらいいのかわからなかった俺は、
ただただ小春の頭を優しく撫で続けた。
最初のコメントを投稿しよう!