小春

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そんな彼女を俺は抱き寄せた。 「可愛いなお前。 俺もさ、初めてお前が学校で着ぐるみを脱いだ姿を見た時、 なんていうかその。 不思議な気持ちになったんだ。 汗まみれで真っ赤な顔の小春が愛おしく感じたんだ。 あの日のことは今でもよく思い出す。 そして、最近毎日お前のこと考えてる。 清楚な服もパンクな服も本当よく似合ってたよ。 小春、俺も好きだよ。」 そう言うと小春は、俺の胸に埋まって泣いた。 どうしたらいいのかわからなかった俺は、 ただただ小春の頭を優しく撫で続けた。
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