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あの時、硝子玉が付いたアクセサリーは他にもあった、3つだけじゃなく、7つ付いてるのも…。
後、2回……
もし、7つ付いてるのを選んでれば後、7回向こうに行けるのかも知れない…値段だってきっと、70円だろう
「……チッ!」
思わず舌打ちをして帰路に着いた
自分の部屋のベットの上
やっぱり抜けない指輪を嵌めたまま眠る事になる
今度はどれだけ行けるのか?
やっぱり毒リンゴを食べたシーンからなのか…私は眠りについたが
「……どうしたの?早いじゃん?」
「いや、早く目覚めちゃって」
「ふーん、珍しい」
また行けなかった
あれから向こうの世界…と言うか夢の世界に行けないまま1週間が過ぎた
1週間前、普通に朝起きた時ビックリした
なんの確証も無いけどまた行けると思ってた白雪姫の世界に行けなくて
指輪の硝子玉も2つのまま
1週間も行けないとやっぱり只の夢で、偶々硝子玉が1個なくなったってだけじゃないかと思えてきてた時…私は男性を見つけた!
あれから2人共姿を現さないから、お婆さんは高齢で来られなくなって、若い男性は、色々場所を変えて売ってるんだろう…と思い込もうとしてた矢先、素通りしようとした瞬間、麻のローブが見えて足が止まる
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