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てっきり運んでくれたのは力持ちのロックだと…と言うかナナセに私が運べるの?
そりゃ炭砿の仕事してるから力は有ると思うけど…小人だし
まさか、ナナセはあの服の下は筋肉質?
細マッチョと言う事?
でも…子供なのに
「なんだよ!文句あるのかよ!?」
「え…別に無いけど…」
文句は無いけど疑問は有ります
「俺だって嫌だったけどロックはまだ仕事だから仕方なく…別に心配して思わず運んだんじゃないからな?」
おいおい、まさかのツンデレ?
しかも結構心配してくれてたの?
ナナセって私の事嫌いじゃなっかったっけ?
それともこの半年で丸くなったのか?
「あ…半年は私だけか!」
「は?」
「いや…なんでも…ロックはまだ仕事なんだね」
「そうなんです、僕達だけ先に帰って来たんです」
「先に?」
「コイお姉さんが気掛かりだったので…戻って来て正解でした」
ナナセに代わってイルーナ君が説明してくれた
炭鉱の仕事が少し遅れてトロッコで先に帰って来たのがイルーナ君、サーシャちゃん、ナナセ…とニーチェ
残りの3人は仕事を終わらせる為に残ったらしい
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