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「俺はお姉さんなんて呼ばねーからな!」
「別にそれは良いけど……」
今更ナナセに『コイお姉さん』なんて言われても気持ち悪いし……それより……
「ごめんなさい、僕も本当は年下だと思ってました……」
イルーナ君が今度は頭を下げてきた
「そんな気にしないで?良いのっ!サーシャちゃんが言う通り異世界の人は幼く見えるのかも」
よく外国とか行くと日本人は年齢より若く見えるって言うしね……この世界で他の異世界人なんて知らないけど時間の流れを考えると幼い方が良いかも知れない
「そうですね……コイお姉さんが可愛いのは変わらないですから」
「……っ!」
「じゃ今夜はもう寝ましょうか?」
「寝るー!」
イルーナ君の声にゴメスが大きく答えてニーチェの手をとってベットに向かう
えっと……可愛いって今言われたよね?
イルーナ君のサラリと言った台詞に少しドキドキしてしまった
「コイお姉さん、一緒に寝ましょう?」
「うん……」
「今日は色々疲れたでしょ?ゆっくり寝てね」
サーシャちゃんと一緒にベットに入って私は直ぐに眠りについてしまった
あぁ朝になってもこの世界に居られますように。
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