エデンの園

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心地いい風が吹いている… 心地いい風?そんなはずはない… 僕は部屋で寝てたよな…? 驚いて起き上がると辺りは草原に変わっていた。 なんだこれ…わけわかんねぇ… 夢…だよな? それにしては感覚がリアルすぎる… 頭の整理が追いついていないのが自分でもわかる。 とにかくここから出ないと… 立ち上がると鮮やかな緑の奥に森が見えた。 取り敢えずあそこまで行ってみよう。 ここから出れるヒントがあるかもしれない。 15分程度歩いただろうか。森の入り口に着いた。 森の中はなぜか森の外より明るい。 不思議に思っていると森の茂みから音が聞こえてきた… 誰かが歩いてコッチに来ているような音がする。 「あなたをずっと待っていたわ。」 森の中から声がした。 女の人の声…日本語… すると女の人が現れた。西洋人風の外見で顔は整っている。 なぜか服は着ていない。 「 怖がらなくても大丈夫。あなたに危害はくわえないわ。」 え、日本語話せるんですか!? というか、あなた誰!? ココはなんなんだ! 「 今はあなたの質問に答えることはできないわ。取り敢えずついてきて。一人でいると危ないから。」 聞きたいことは山ほどあったが取り敢えずついていくことにした。
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