0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
心地いい風が吹いている…
心地いい風?そんなはずはない…
僕は部屋で寝てたよな…?
驚いて起き上がると辺りは草原に変わっていた。
なんだこれ…わけわかんねぇ…
夢…だよな?
それにしては感覚がリアルすぎる…
頭の整理が追いついていないのが自分でもわかる。
とにかくここから出ないと…
立ち上がると鮮やかな緑の奥に森が見えた。
取り敢えずあそこまで行ってみよう。
ここから出れるヒントがあるかもしれない。
15分程度歩いただろうか。森の入り口に着いた。
森の中はなぜか森の外より明るい。
不思議に思っていると森の茂みから音が聞こえてきた…
誰かが歩いてコッチに来ているような音がする。
「あなたをずっと待っていたわ。」
森の中から声がした。
女の人の声…日本語…
すると女の人が現れた。西洋人風の外見で顔は整っている。
なぜか服は着ていない。
「 怖がらなくても大丈夫。あなたに危害はくわえないわ。」
え、日本語話せるんですか!?
というか、あなた誰!?
ココはなんなんだ!
「 今はあなたの質問に答えることはできないわ。取り敢えずついてきて。一人でいると危ないから。」
聞きたいことは山ほどあったが取り敢えずついていくことにした。
最初のコメントを投稿しよう!