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「これから僕を支えてくれる志織ちゃんを、三郎が支えて欲しい。三人で楽しく暮らしたいんだけど、どうだろう?」
『うわーん、ホンマに僕が行ってもええの?邪魔にならへん?僕のことやから、志織にいらん事ゆーてしまうかもやけど…構わへん?』
「…志織ちゃん、教えてくれる?」
「ズズッ…ホンマに行ってもいいのかって…邪魔にならないかって…私に余計な事言うかもって…ううっ」
「何を言ってもいいし、だいたい邪魔なワケないだろ?男同士、僕とも仲良くしろよ?」
『うわーーん、嬉しいよぉー』
「あ、ありがとうございます!ズルッ」
横山のとびきり優しい笑顔に、二人とも涙と鼻水でグチャグチャの顔になった。
『せ、せや!一緒に暮らしても あっちの方は全然遠慮せんといてな。激しくても見て見ぬ振りするし!もしマニアックなプレイやったら興味あるからチラ見くらいは』
「何 バカなこと言ってんのよ!変態!」
「変態?通訳してよ」
「嫌ですっ!!」
…泣き過ぎも加わって、疲れてきた。
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