episode3

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こころ「私の父は日野図書館の図書館員でした。私の家族は5人家族で図書館員のお父さんにお母さん、12歳の姉、7歳の兄、生まれて半年の私でした。 でもお父さんは日野の悪夢で死にました。私たちはその時日野図書館に居て逃げました。お母さんはお父さんも一緒に逃げようって言ったけどお父さんは最後まで戦いました。お父さんが死んで少しの間4人で暮らしてました。でも、元々体が弱いお母さんは病気にかかって亡くなりました。」 私は無意識の内に手が震えていて、小牧教官はその手を優しく握った こころ「これには、続きがあるんです。でもっ」 小牧「でも?」 こころ「これ聞いたら軽蔑しますよ」 小牧「絶対しない。だから話して?こころ」 すぐ反射的に返したようにすぐ返答が来たので、私は意を決して話を続けた こころ「私には姉と兄がいるって話しましたよね?…姉の事から話しますね」 こころ「姉は私とは12歳離れてます…今、32歳ですね」
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