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ふう...一時は、どうなることかと思ったけど間に合ってよかった...まさか地図が風で飛ばされるとは思わなかったからな...
まぁ、さっきの女の子に聞いたのが正解だったんだろう。
「ああ、来ていたんですね。暮人先生。 」
話しかけてきたのは、この高校の校長の三島雪彼女は、年齢は、一応26となっているが、俺から見れば、12~3歳の幼女としか言いようがなかった。
「それにしても暮人先生は、凄いですね...その歳で、先生になるなんて。」
「...いえ...そんな事はありませんよ...この力も自分で手に入れたわけでは、無いですしね。」
「..........?」
彼女は、イマイチ分かっていないようだ。
「まあ、もうすぐ入学式何ですから挨拶の準備をしていてくださいね?暮人先生。」
俺は、二つ返事で答えた。
「はい。」
そして、入学式が始まった。
俺は、自分の挨拶のタイミングを思い出していた。
...ええっと...まずは、校長先生の挨拶そして、今回の主席の人の挨拶そのあとが新任教師の挨拶か...
...今は、主席の人の話が始まるのか。
『ええ...皆様初めまして今回主席で入学しました琴吹結衣です。私は、この高校に入れた事を心より嬉しく思います。我々、新入生一同は、まだまだ、この学校に慣れていません。なので先輩や先生方我々にこの学校のルールを教えてくれれば幸いです。」
そして、彼女の挨拶は終了した。
『つぎに、新任教師の挨拶です。それでは、どうぞ。』
そして、俺は、前へと一歩踏み出していった。
「あ、あー...あれ?おかしいなどうもマイクの調子が...」
マイクの調子が悪く声が響かなかった。
生徒から笑い声が漏れた。
『あー、あー、あっ、治った。えーとそれでは、自己紹介をします俺は、時宮暮人世界で最年少の魔導士です。俺は、今回入学してきた新入生と同じ15歳です。先生と言う立場ですが、みなさんの同級生であり後輩です。...えーと、何がいいたいのかというと、みなさんこれからよろしくお願いします。』
そして、礼をして背を向ける。そして、拍手が巻き起こった。
『ええ、暮人先生には、1年A組の担任をしていただきます。皆さん仲良く楽しい学校生活にしましょう!そそれでは、第26回入学式を終わります。』
こうして、暮人の学校生活が始まった。
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