序章

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というわけで、わたしは真夏に、艶やかな振袖を着せられたのですが、8月の暑い時期・・・、本来浴衣のシーズンである時にガチに振袖を着付けられた為、ただでさえ暑いというのに、振袖はもちろん、長襦袢に肌襦袢を着せられ、帯をきっちり締められてしまい、さっそく汗ばんできていました。 そしてさらに渡された、白いショールまで襟のまわりに巻いていたので、さらに汗が出てきたようでした。「さあ、お嬢様修行を始めます。まず振袖での修行・・・、お嬢様となれば
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