ソレはいきなり到来した。

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千冬さんのやり手、というのは売り上げや本社へのプロモーション能力にある。 本社が目を掛けているから、時たま無茶ぶりがあるのだけど。 「まだまだ10個もあるのかよ… みんな食べ飽きたとか気まぐれ過ぎて頼めねえじゃねえか!」 「あら、アタシが何とかしましょうか?」 幻聴だろうか!? いきなり、男らしい声が聞こえて来た。 「幻聴だなんて失礼ねえ! 1632人目に貴方が当たったから来てあげたのに」 「あ、あんた…誰だよ!?」 一人暮らしのアパートの部屋に、オッサンが居た。 違うのは背中に羽根があって… ピカピカと、頭をメインに輝いていた事だろうか?
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