★ 叔父さんの思考は、「宇宙とミクロのごっちゃ混ぜ」 !

14/52
前へ
/55ページ
次へ
★ 司法試験を受験することなく、通信教育も 中途退学、ヨーロッパに無謀「遊学」 ! 貧乏な両親を捨て、自分勝手な希望で、ドイツ、 フランス、イタリアを徘徊し、2年後帰国。 何をして生き残ったかかは知らない。 兎に角、何とか「アルバイト」で口を漱ぎ(「糊塗する」?) 無事帰国。 そのまま、東京の下宿屋で就職先を探す。 少しは「英語」も使え、国際感覚も身に着け、 マスコミに興味を持った「彼」は無謀にも 大手マスコミに挑戦 ! 20代後半、何とか、小さな「専門紙」に職を得たらしい。 外国ニュースを扱うその職場で、まー、満足していれば 良いのだろうが、「彼」の頭は、身体同様、「多動症」気味で 関心は政治へと向かう。 背景には、「貧富の差」の不正義に対する「私憤」、「公憤」 のごっちゃ混ぜがあった。 まだ、社会主義国が存在し、それなりに「資本主義国」の 矛盾に対し、「学費ダダ」、「医療費タダ」、「住居費タダ」 などの「夢のような」現実があった時代である。 勿論、その後歳月は経過し、現在、 1991年12月の「ソ連邦」消滅により、 名称だけの「社会主義」国は、「中華人民共和国」と言う 「超資本主義国」と北朝鮮と言う「異常いびつ独裁国家」と 風前の灯の英雄カストロの「キューバ」、もう一つ、 中国同様、「超資本主義国」となった(ドイモイの)「ベトナム」 があるくらいである。 まー、それはそうとして、「彼」は30代に 「衆議院選挙」に打って出て、見事な「最下位」落選を 経験したのである。 (続)
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加