はじまり。

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目を覚ました兄は、状況を理解すると僕と同様。 何も出来ずただただ震え怯えていました。 喧嘩はヒートアップして祖母が一言言いました。 『私が出ていくからもう、それでいいでしょ』 そのような言葉を言っていたと思います。 大好きなおばあちゃん。 赤ちゃんの時からお世話になった方がこの様な形で お別れするとは思いもよりませんでした。 泣きながら僕達はお母さんにベッドに連れていって もらい深い眠りにつきました。
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