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~翌日~
緊張して眠れないかと思っていたが思いの外すんなり眠れた
昨日寝る前に持ち物は準備したから少し余裕がある
いつも通り家を出る準備を済ませてリビングでのんびりしていた
お父さんは仕事だからもういない
お兄ちゃんは今日は受験日で学校は休みでまだ寝てる
お母さんは家事の手を一旦止めて私と話をしていた
母「……そろそろね」
綾花「あっ本当だ!じゃあ行ってくるね!」
そう言ってソファーから立ち上がり玄関へ向かった
母「頑張りなさいよ!全て出し切ってきなさい!」
綾花「うん!いってきまーす!」
玄関を開けて外に出て門を開けて歩き始めようとしたとき、ふとお兄ちゃんの部屋を見た
綾花 (さすがにまだ起きてないよね…)
そう思い歩き始めたとき、窓の開く音がした
亮太「綾花ー!!!」
振り返ってもう一度お兄ちゃんの家部屋を見た
綾花「お兄ちゃん!!」
亮太「受験頑張れよー!!上手くいけばほっぺにちゅーぐらいしてやるよー!!」
綾花「そんなのいらないよーー!!!じゃあ行ってきまーす!!!」
と冗談を流してなぜか私は小走りで走った
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