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あれは私が小さかった頃の話
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私 「お兄ちゃん!大きくなったら結婚しようね!」
兄「うん!綾花(アヤカ)と僕が大きくなったら絶対結婚しよう!」
綾花「うん!」
父「……そろそろ帰るぞー」
綾花&兄「はーい!」
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そう。
私の名前は綾花
清水 綾花 (シミズ アヤカ)。
兄の亮太(リョウタ)と、とても仲がよかった。
清水 亮太 (シミズ リョウタ)。
それが私の兄の名前
でもお互い中学生になってから話すことが少なくなり、今では「おはよう」や「いってきます」の一言を聞くことしかない。
私は話したいけど気まずいから、なかなか話せられない
今私は中学3年生で、兄は高校1年生
遠いところへ行くのが面倒だから近くの高校を選んだと、お父さんとお母さんに話していたのを聞いていたので、兄は家から近い高校へ行っている。
私はもうすぐ受験なのだが、正直兄と一緒で遠くへ行ってまで勉強しに行くのが面倒なので、兄と同じ高校を選んでいた。
兄に嫌われていると思って同じ高校に行くのはやめておこうかと思ったが、やっぱり近くの高校がよかったので同じ高校に受けることにした。
そんなある日の日曜日のこと……
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