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laetitia somnium
悪戯な世界の残酷
嘘をついて守っていたくて
何も持たないこの手を伸ばした
無条件に信じてた夢が遠ざかる
楽しさだけ見えていたね
光る言葉と遊んでた
見えないものを信じるって
コトバにするより難しい
知らないままの時間は過ぎても
無力な声、終わりも見えずに連ねてた
いつでも探し続けた 光の残像
定めは破滅へと絶えず進んでも
空気を震わせた事実を口ずさむ
いつか見付かるだろう 愛に咲く花は
やがて明ける空に射し込む白い光
君の元へ
戯れる世界の秘密を
今でもまだ守っていたくて
君がこぼした涙を拭った
泣きたくなる現実には敵わないかな
僕が語る夢なんて無力だけどね
希望を君の為、言葉に変えたい
果てない暗闇に怯える僕のまま
いつか見付けるだろう 愛に散る花を
闇が明ける夜を照らした白い光
君の側へ
暗黒ごと夢を喰らっては吐き出して
いつでも探し続ける光の幻想
定めは消滅へ絶えず流れても
熱さに揺れている想いを口ずさむ
きっと残るのだろう 愛に咲く花は
やがて明ける夜に煌めく白い光
君の夢へ……
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