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─サッサッ
竹ホウキを動かして考える毎夜のこと。
あれは……いつ頃からだろう?
14?いや、15歳の時からだ。
家には大きな古時計が置いてある。
それが真夜中0時を差すと同時に聴こえる……
悲痛な叫び。
最初は怖くて……体が動かなかったけど。
おじいちゃんは理由とか原因なんて分からないと、頑なにそれに触れようとしない。
19の今、いまだに続いてる
『声』
だんだんと、なんにもしてあげることが出来ない私が悔しくて……辛くて……
彼らに謝るしか出来ない。
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