第4章 僕

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普段の日常と違うことを試してしてみたら、ロクなことはない。 右足の甲がジンジンして傷んでいる。 仕方ない。会社をズル休みした罰かなコレは。 やっぱり神様は何処かから必ず見ているということか。 もう一度同じ場所を踏まれたりしようものなら、かなりダメージを負ってしまう。 一旦降りて、ラッシュ時間をやり過ごそう。 もしかしたら、各駅なら少し待てば座れるかもしれないしな。 僕はそう思いつくと、次の乗り換えの停車駅で列車から降りることにした。
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