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あとがき  拙作「Hybrid‐Brain」に最後までお付き合いいただきありがとうございます。  携帯小説というよりは一般小説に近い書きぶりで、読みにくい部分も多々あったと思いますが、みなさんの応援に支えられ、とりあえず完結まで綴ることができました。  国も、そして個人も、なんとなく将来が薄暗く感じられる時代ですが、通信技術は着実に進歩を続けていて、身を守る術を持たぬままに子供たちが過剰な情報の渦に巻き込まれていく状況があると個人的に思っています。  本作は、今の子供たち、特に女の子が将来しっかりとした判断力をもって危険な情報から身を守るとともに、未来に明るいものを見出だしてもらいたいという願いを込めて書きました。  終盤で、なかば無理やり明るい展望を持ち込み、物語として不条理な点もありますが、それが許容されるのもまた小説であると身勝手に考えております点、お目こぼしください。        青木 ぬかり
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