歴史

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HIPHOPは1970年代初頭にニューヨークのサウス・ブロンクス地区で生まれた。その地域には、貧困でドラッグにおぼれる人やストリート・ギャングが多い地区であり、古いボロボロの建物や、火事で焼け残った建物が並ぶ町だ。  当時、世間ではディスコが大ブームだった。だが、貧困なアフリカ系アメリカ人の若者達は、ディスコに遊びに行くお金がない。そこで彼らは公園に集まりパーティーをするようになる。家から運んできたターン・テーブル(レコード・プレーヤー)を外灯のコンセントに差込み、DJがレコードを回すなかでダンサーが踊り、グラフティー・アーティストは建物や列車に絵を描き、MCはラップを披露した。そんなパーティーはブロック・パーティーと呼ばれ、貧困な若者はお金のかからない公園で遊んだ。
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