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なんとなく返す言葉も見付からず、短い沈黙がにわかに宿る。
しかし、いきなり覚醒したように再度聞かれた。
「で、どう? ウチのかみさんと子供も行くし。
あっ、あとなんか謙悟のヤツが失礼な事しちゃったんだって?
それで、そのお詫びも兼ねたいって、
なんか張り切って、ご馳走作るみたいなこと言ってるからさ」
えっ?! クマゴロウのご馳走?
そう思った事が、顔に現れていたのだろう。
淡く苦笑した立花が、
「あれで、アイツの料理、めちゃくちゃ美味いよ」
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