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シェリルを前にして普通に振る舞っていたけれど、実は帰宅前から早く彼女に触れたくて仕方がなかった。
まだ帰ってないだろうと思っていたところに、料理失敗して落ち込むといういじらしい現実があって、もうかなり我慢の限界だった。
そして俺はこの絶好のシチュエーションを利用しない手はないと、早速シェリルに畳み掛ける。
「食材をダメにしたことと鍋を焦がしたのは許せないからお仕置きな」
「お仕置きって、何言ってるの…?」
意味は分かってるだろうにと、笑いそうなのを堪えながら右耳を甘噛みする。
弱いところを刺激され、感じてしまったことを隠すかのように俺のことを押し返すが、そんなことされたらもっといじめたくなる。
いつもと様子が違うと戸惑いながら、人のことを変だと言い張る。
「別にいつも通りだろ?ちょっといつもより、お前のこといじめたいだけ」
「いじめたいって、何言って……ふぅ、んっ」
もう少し黙ってろよと言って、シェリルの唇を塞いでそのまま口内に舌を捻り込み、彼女のものとめちゃくちゃに絡ませた。
口の中を犯してる、という表現が合いそうなくらい、たぶん今までで一番乱暴でかつ情熱的なキス。
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