ゼロ:プロローグ

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それからマツリとの接触は図らずとも叶うカタチになった。 部活動が同じだったのだ。 俺が希望していた部は天文部。理由は なんか楽そうだし人も少なそうだから 。だが、天文部は昨年廃部になってしまったらしい。 他の部活動も考えたが、天文部に入るつもりで悠長に行動していた俺は出遅れていた。 悩んだ末、入学してからできた友人1人とシュウナとオレの3人で新たな部を作ることにした。 後日、担任に相談をしたところ 『悪いが、新しい部を作るには4人以上必要だ。』と、突っぱねられた。 これは帰宅部か……と諦めていると、先生に呼び出されたまたま職員室に来ていたマツリが声をかけてきた。 「ねえねえ、オレも仲間にいれてくれない?」
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