よろず屋桃ちゃん

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紅茶とさっき勝が残していったシュークリームを彼女に出す。 「ありがとうございます。」 彼女の声はなんとも魅力的で透き通っている。 聞き惚れてしまう。 だがどうせ大した仕事ではないだろう。 またなんか探させるんだろ。 「えー、今回はどういったご依頼で?」 「はい。私に殺害予告を送った犯人を突き止めて欲しいんです。」 「・・・え?」 今、なんて? 「あ、すみません。ダメ、でしたか?」 「いえいえ!詳しくお聞かせください!」 予想外の内容に一瞬たじろいでしまった。 これは、面白そうだ!
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