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足がかじかむ寒さで起き上がった。 手足の指先が冷え切っている。 先に起きたのだろう、隣で眠っていたはずの彼女がいない。 階下に降りると、高い天井の上から差し込む光に彼女が照らされていた。 朝の挨拶をしたあと、暖かいコーヒーを差し出す彼女。俺のはブラック、彼女のは砂糖2つとクリーム。 向かい合って、そのあたたかさを飲み込む。 静かな空間に、2つの白い湯気が揺れている。
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