437人が本棚に入れています
本棚に追加
裸で抱き合ってキスしていると、太ももに嵐の熱い塊が触れた。もうすでに硬い。
奈緒はさっきの興奮を思い出し、もう一度愛したいと手を伸ばしたが、嵐に止められた。
なんで？ と見つめる。
「さっきは奈緒にしてもらったから、俺がする」
そう言って、嵐が体を下にずらしていく。高まる期待に、奈緒の幹がはしたなく立ち上がる。
「あっ、ああぁあ！」
嵐の熱い口に含まれ、ビクンと腰が跳ねた。
「やっ、だめっ！ っくから……出ちゃうから！」
離してほしいと嵐の頭を掴むが、快感で蕩けた体では力が入らない。むしろ、もっとしてほしいとねだっているようだった。
先端を舐めながら幹を扱かれ、強烈に快感がこみ上げてくる。
「嵐っ……で、ちゃうから……やめて、それ」
「いいよ、このまま出せよ」
「え……？」
「奈緒が出すとこ、見たいんだよ」
「やぁ、ああ！」
乱暴な愛撫に追い詰められ、奈緒はあっけなく果てた。
弾け飛んだ白濁が、自分の胸から腹に散ったのを感じたが、脱力感が強くて拭う気も起きない。
「奈緒……いっぱい出た」
嵐が耳元で嬉しそうに囁く。もう出たのに、嵐は奈緒の幹を離さず、今も優しく擦っている。
「……嵐、もう、手、離して……」
達したばかりだから、敏感になっている。体がビクビクと何度も震えて、怖くなる。
しかし嵐は意地悪く、イヤだと笑った。
「奈緒が言ったんだろ？ 俺に食べられたいって」
「っん！」
噛みつくようなキスをされた。
嵐が一度体を起こし、ベッドを離れる。
奈緒が達した余韻でボーッとしている間に、嵐はどこかからコンドームとローションを持ってきた。
ベッドに戻った嵐をトロンと見上げると、キスされた。抱きしめられ、耳や首筋、鎖骨や乳首を執拗に責められる。
達したばかりなのに、奈緒はまたすぐに欲情した。
嵐もずっと大きいままで、抱き合いながら嵐の熱い幹を自分の幹に擦りつけられ、淫らに喘いでしまう。
最初のコメントを投稿しよう！